転職を考えはじめたとき、多くの人がまず開くのは転職サイトだと思います。
自分で求人を検索して、良さそうなところに応募する。シンプルでわかりやすいですよね。
でも私は、転職エージェントも合わせて使った方がいいと思っています。
というのも、私自身が転職エージェントを使って転職したからです。
最初に、私の転職について
説得力のために、先に私の実績を書いておきますね。
✅ 業界はIT業界
✅ 転職エージェントを5社に登録して活動をスタート
✅ 活動期間は、前職に在籍したまま2〜3ヶ月
✅ そして今年1月に新しい会社へ入社
✅ 結果、年収が100万円以上アップしました
正直に言うと、活動を始める前は「今より条件が良いところなんてあるのかな」と半信半疑でした😅
それが2〜3ヶ月で、しかも働きながら、年収100万円アップという結果になったんです。
このスピード感と結果は、自分ひとりで求人サイトを眺めているだけでは絶対に無理だったと思っています。
あれから半年ほど経ちましたが、あのとき動いてよかったと本当に思います。
とはいえ「エージェントってなんか営業されそう」「無料っておかしくない?」と身構えてしまう気持ちも、すごくよくわかります。 私も最初はそうでした。
今日は、そのあたりのモヤモヤを解消しつつ、実際に使ってみて感じた「使った方がいい理由」を整理してみます。
デメリットも正直に書くので、使うかどうかの判断材料にしてもらえたらうれしいです。
そもそも、なぜ無料で使えるの?
ここが一番の疑問だと思うので、最初に書きます。
転職エージェントが無料なのは、お金を払っているのが企業側だからです。
流れはこうです。
✅ エージェントが求職者に求人を紹介する
✅ その人の入社が決まる
✅ 採用した企業がエージェントに成功報酬を払う
報酬の相場は、その人の年収の30〜35%程度と言われています。年収500万円なら150〜175万円ほど。けっこうな金額ですよね。
そして大事なのが、求職者からお金を取ることは法律で原則禁止されているという点です(職業安定法)。
つまり「無料です」と言いながら、あとから請求されることは基本的にありません。
仕組みがわかると、ちょっと安心して使えると思います😌
ただし、この仕組みには裏側もある
正直に書くと、この報酬体系には副作用もあります。
エージェントはあなたが入社して初めて報酬が入るので、「早く決めてほしい」という力が働きやすいんです。
だから、後半で書く「注意点」もセットで知っておいてほしいと思っています。
使った方がいい理由①:求人の約6割は「非公開」だから
転職サイトを一生懸命見ていても、実は世の中の求人の全部は見えていません。
エージェントが扱う求人のうち、 約6割は「非公開求人」 と言われています。
企業が求人を公開しない理由はいろいろあります。
- 応募が殺到しすぎて対応しきれないから
- 新規事業や後任募集など、社外に知られたくない事情があるから
- 条件に合う人だけにピンポイントで届けたいから
つまり、登録しないと存在すら知れない求人が、けっこうな割合であるということです。
これは単純に、選択肢が広がるという意味で大きいと思います。
使った方がいい理由②:職務経歴書を直してもらえる
これ、地味ですが効果が大きいところです。
職務経歴書って、自分ではうまく書けているつもりでも、採用担当者から見ると伝わっていないことがよくあります。
エージェントは、その企業がどんな人を求めているかを知った上で、
- どの経験を前に出すべきか
- どの表現がわかりにくいか
を具体的に指摘してくれます。
自分の書類を第三者にきちんと見てもらえる機会って、なかなかないんですよね🤔
使った方がいい理由③:年収交渉を代わりにやってくれる
個人的に、ここが一番ありがたかったポイントです。
「もう少し年収を上げてほしい」
これ、自分の口から言うのはかなり勇気がいりますよね😰 言い方を間違えると印象が悪くなりそうで、結局言えずに終わる人も多いはずです。
私も、自分ひとりだったら絶対に言い出せませんでした。
エージェントを使うと、この交渉を代わりにやってもらえます。
しかもエージェント側も、こちらの年収が上がれば報酬が増える立場。つまり利害が一致しているので、割と本気で交渉してくれます。
冒頭に書いたとおり、私は結果的に年収が100万円以上アップしました。
もちろん全額が交渉の成果というわけではなく、そもそも自分に合った求人を紹介してもらえたことが大きいです。
ただ、「相場から見て、この人ならこのくらい」とプロが企業に言ってくれるのは、間違いなく効いていたと感じます。
自分の価値を自分で主張するのって、難しいですからね🤔
使った方がいい理由④:在職中でも進めやすい
私の活動期間は、前職に在籍したまま2〜3ヶ月でした。
働きながらの転職活動は、とにかく時間との戦いです。
- 面接の日程をいくつも調整する
- 選考の状況を自分で管理する
- 断るときの連絡を入れる
これを仕事の合間に全部ひとりでやるのは、正直しんどいです。
こういう事務作業を、エージェントがまとめて引き受けてくれます。
特にお断りの連絡を代わりにしてくれるのは、精神的にかなり楽でした。
2〜3ヶ月という短さで決まったのは、この事務まわりを任せられたおかげだと思っています。
在職中だと「時間が取れないから」と諦めてしまう人も多いですが、むしろ在職中こそエージェントを使うべきというのが、私の実感です😌
使った方がいい理由⑤:自分の市場価値がわかる
転職するかどうか決めていなくても、登録するだけで価値があると思っています。
プロから見て、
- 今の自分の経験がどう評価されるのか
- 年収の相場はどのくらいなのか
がわかるからです。
その結果、「今の会社、実は条件いいかも」と気づいて残るという選択もアリなんです。
転職活動は「辞めるための活動」ではなく、現在地を知るための活動でもあると思っています。
私のやり方:5社に登録して、最後は1社に絞った
ここが、この記事で一番伝えたい実践的な話かもしれません。
私は最初、5社の転職エージェントに登録しました。
「そんなに登録して大丈夫?」と思うかもしれませんが、これには理由があります。
なぜ最初は多めに登録したのか
登録してみないと、担当者が自分に合うかどうかわからないからです。
実際にやりとりを始めると、5社それぞれで対応がまったく違いました。
- こちらの希望をちゃんと聞いてくれる人/聞き流す人
- 紹介してくれる案件が的確な人/数打ちゃ当たるで送ってくる人
- レスポンスが早い人/なかなか返ってこない人
会って話すまで、これは本当にわかりません。
だから最初は多めに登録して、比較できる状態を作るのが大事だと思います。
そして最終的に1社へ絞った
やりとりと紹介案件を見ていくうちに、「この人は信頼できる」という担当者が見えてきました。
そこからは、その1社の担当者と二人三脚で転職活動を進めました。
なぜ絞ったかというと、5社と並行してやりとりを続けるのは、在職中だと単純に無理だからです😅
面接の日程調整も、進捗の共有も、5社ぶんとなると管理しきれません。
それに、信頼できる担当者を1人決めて深く付き合った方が、
- こちらの希望や性格を正確に理解してもらえる
- その分、紹介の精度が上がる
- 年収交渉も本気でやってくれる
というメリットがありました。
まとめると「広げてから、絞る」
私のおすすめは、この2段階です。
✅ 最初は5社くらいに登録して広く比較する(担当者の質を見極めるため)
✅ 合う担当者が見つかったら、その人に絞って深く進める(在職中の時間を守るため)
最初から1社に絞ると、その担当者が外れだったときに立て直しが効きません。
かといって5社と最後まで付き合うのは、時間的に現実的ではない。
だからこの「広げてから、絞る」が、私にとってはちょうどよかったです。
正直なデメリット・注意点
ここまで良いことを書いてきましたが、当然デメリットもあります。
✅ 担当者の当たり外れがある … 知識や熱意に差があるのが実情です。私も5社を比べて、はっきり差を感じました
✅ 急かされることがある … 前述の成功報酬の仕組みが理由。「今週中に返事を」と言われても、焦って決めなくていいです
✅ 希望と違う求人を勧められることがある … 決まりやすい求人に誘導されるケースも
✅ 企業側の採用コストが上がる … 数百万円の紹介料がかかるため、企業によっては選考が慎重になることも
✅ 経験が浅いと紹介が少ないことがある … 求人が限られる場合があります
失敗しないための使い方のコツ
上のデメリットは、使い方でかなり減らせます。
✅ 最初は複数社に登録する … 私は5社でした。担当者を比較できるし、非公開求人の幅も広がります
✅ 合う担当者が見つかったら絞る … 全社と並行し続けるのは在職中だと無理があります
✅ 担当者が合わなければ変更を頼む … 遠慮しなくて大丈夫。ほとんどのエージェントで変更できます
✅ 転職サイトと併用する … エージェント経由と自己応募、両方の入り口を持っておく
✅ 希望条件は最初にはっきり伝える … 曖昧だと、決まりやすい求人を勧められがちです
✅ 急かされても、自分のペースを守る … 決めるのはあなたです
まとめ
今回は、転職エージェントを使った方がいい理由を、私の体験も交えてまとめました。
- 私はIT業界で、在職中2〜3ヶ月の活動で今年1月に転職し、年収100万円以上アップした
- やり方は「最初5社に登録 → 合う担当者1社に絞って二人三脚」
- 無料なのは、企業が成功報酬を払う仕組みだから(法律で求職者からの徴収は原則禁止)
- 求人の約6割は非公開。登録しないと見えない
- 職務経歴書の添削、年収交渉の代行、日程調整をしてもらえる
- 転職しなくても、自分の市場価値を知る価値がある
- ただし担当者の質にはばらつきがある。複数登録+自分のペース維持が大事
転職エージェントは「使えば必ず成功する魔法の杖」ではありません。私の結果も、たまたま条件が噛み合った部分は大きいと思います。
でも、情報と選択肢を増やす道具としては、間違いなく優秀でした。
あのとき「どうせ変わらないだろう」と動かなかったら、今の年収も今の環境もなかったわけで。そう考えると、登録するだけならタダなんですよね😅
まだ転職を決めていない段階でも、話を聞いてみる価値は十分にあります。
動くかどうかは、その後で決めればいいんです💪
※本記事の体験談は筆者個人のものであり、転職の結果や年収の変化を保証するものではありません。転職エージェントのサービス内容・手数料の仕組みは会社によって異なります。利用の際は、各社の公式サイトで最新の内容をご確認ください。本記事は一般的な情報の紹介であり、特定のサービスへの登録を推奨するものではありません。
